この程、日本マクドナルドで社長を務めた原田泳幸氏がゴンチャジャパンの社長に就任したとのニュースがあった。ゴンチャと言えばタピオカティブームを作ったトップ企業である。今年の流行語大賞の候補に「タピる」が選ばれるなど、今年はタピオカ店があちこちで開店した。原価が安いらしく、とにかく店を出せば儲かると言われている。蒲田駅周辺でも数えると、10数店舗が営業していた。
ところが最近は異変が起きている。あるタピオカ店は、ミニ串焼きを売り出し始めた。半額セールを始めだした店舗も出ている。いよいよ市場が飽和状態となってきた兆候が出てきていると思われる。原田氏は数々の実績がある名経営者である。ゴンチャジャパンの社長を引き受けたのは一定の勝算があるからだろう。タピオカティーは単なるブームで終わるのか、彼の経営戦略をウオッチしていきたい。